東京百舌

二枚舌ならぬ百枚舌です。適当なこと言います。人が言わないことを言うのが努力目標です。言いっ放しです。あしからず。

醤油ラーメン頼んだのに

醤油ラーメン頼んだんだよ。これがいいって言うから。みんながすすめるから。スープが透き通って見た目もきれいなんだそうな。写真でも確認したんだよ。店員さんも醤油ラーメンですね。って言ったんだよ。でも出てきたのは豚骨醤油ラーメンだったんだよ。始めは気が付かなかったんだよ。その内、おかしいね。濁っているね。って指摘する人が出て、あれ?ってなって、醤油じゃないですよね。頼んだのは醤油ですよね。って。写真でも確認しましたよね。店員さんも醤油ラーメンって言っていましたよね。って。なんかさ。なんだかはじめから言うこと聞いていなかったみたいだよ。でもって「作ったんだから食え」とさ。「ほっといたら伸びるだろ?どうしてくれるんだよ」だとさ。「他の客も待っているんだから」とさ。「大して違わないだろ」とさ。俺が求めていたのは醤油ラーメンなんだよ。澄み切った透明なスープなんだよ。醤油豚骨を作ったのはおまえらの勝手だろ。醤油ラーメンって言って作ってただろ。どうなってんだよ。と言ったら。調べます。で、分かりませんでした。だとさ。調理場が勝手に作ったんじゃないですか?だとさ。でも、作っちゃったんだから食べてください。お金も払ってください。だとさ。豚骨の臭いが嫌いなんだよ。と言ったら。油だけ取りますから。あとは扇風機で臭いを飛ばしますから。だとさ。食べる気は無い。お金も払わないと言ったら、世界でどれだけの人が飢えていると思っているんですか!ってしかられたよ。醤油も醤油豚骨も大して変わらないんだから。むしろ醤油豚骨のほうが体に良いくらいなんだから。だとさ。言っていたものと違うものを作ってきたのはおまえらだろ?俺が悪いのか?!俺が悪いのか?!