東京百舌

二枚舌ならぬ百枚舌です。適当なこと言います。人が言わないことを言うのが努力目標です。言いっ放しです。あしからず。

リーディングスキルテスト、企業カスタマイズサービスはしないのか?

リーディングスキルテストは企業にも解放されるようです。

企業の人事・研修担当の方へ

☑ 社内の安全マニュアルの内容を理解できていない社員が誤った作業をしてしまった
☑ 仕様書の誤読によって損害が生じた
アウトソーシング先にマニュアルを正確に読み取ってもらえず、質の低い仕上がりになった

 

リーディングスキルテストを取り入れることで…

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  •  入社前に、資料の作成やメールを介したコミュニケーションに必要な読解力を持ち合わせているかどうかを見極めることができます。
  •  読解力を基準に業務委託先を選別できるため、マニュアルを理解したうえで、完成度の高いものを作り出してくれる相手を見つけられます。


とうとう来たかという感じです。

読解力を上げる解決方法がまだ分かっていない中で、「読解力が無い」と言われる人が出てくるんですよね・・・。辛い。

 

ところで、このリーディングスキルテスト。カスタマイズをするサービスとかしないのでしょうか?

リーディングスキルテストはあくまでも小中学校の教科書をちゃんと読めるかのテストです。
もちろん、このテストでつまずくようでは企業でも問題が出るでしょう。

ですが、業種によって、原発、システム、調理、接客、などなど、
マニュアルも違い、ここだけは絶対読み間違えては欲しくないという箇所も違います。

場合によっては、ココとココとココ・・・だけ間違わなければそれで良いという場合もあると思います。

そこで、企業のほうでマニュアルを提出して、それを元に新たにテスト問題を作成するサービスとかしないのでしょうか?
マニュアルの中で、ここは間違えて欲しくないという箇所をテストにしたり、よくトラブルが起こる項目付近をテストにしたりするのです。
場合によっては、マニュアルのわかりやすさの評価でもよいし、より間違わない文章にマニュアルを添削するサービスでもよいと思います。

マニュアルをテキストデータで渡せば、コンピューターに通して、大まかに読み間違えが起こりそうな箇所を指摘する。そんなサービスでもよいと思います。

企業が独自のテストを作成して提出して、そのテストの評価でも良いです。

企業がリーディングスキルテストを真似て、自分でテストを作成しても、そのテスト問題が妥当なものか、はたまたテストがどこまで有効に働いているかは、分からないと思います。
そういった面をサポートするサービスがあってもよいと思います。

始めは、既存のリーディングスキルテストを同時に行なって、リーディングスキルテストとの相関を計りながら妥当性の予想を立てて・・・、
例えば、リーディングスキルテストの結果がことごとく悪いのに、企業カスタマイズテストの結果が良ければ、後者のテスト作成の出来が悪くてテストとして有効では無いとか。企業カスタマイズテストの結果の分散がイマイチだとか。
その後は、入社後の現場での人物評価などの企業からのフィードバックを得て、調整していけば良いと思います。

もちろん、たんまりとお金をもらえばよいと思います。
需要がどこまであるかは分かりませんが、場合によっては雇用の創出にもなるのでは?