東京百舌

二枚舌ならぬ百枚舌です。適当なこと言います。人が言わないことを言うのが努力目標です。言いっ放しです。あしからず。

読解能力の無い人の趣味はパチンコ

最近、読解能力についての記事が多い、
長文を味わえない。漫画も読めない。テレビは、アニメよりお笑い。などと書かれている。

読解能力は、高レベルの人から低レベルの人までグラデーションになっていると理解しているのだけれど、
極端に低いレベルの人の場合、娯楽は何になるのだろう?

飲む打つ買うはあるとして、それ以外には、ドライブ、スポーツ、アウトドア、音楽、ゲーム、
"打つ"の中には、パチンコ、パチスロ、麻雀、競馬、
あたりだろうか。

昔は娯楽が少なかったから、能力が無いのに将棋を指している人もいて、そんな人が「へぼ将棋王より飛車をかわいがり」なんて言われていたのだろう。
今は娯楽が多いから、将棋なんて始めから敬遠されているのではないだろうか?

ある日、電車の中で、部活をしている高校生たちの会話を聞いて驚いたことがある。語彙が少なくて、文章も短め。一瞬、外国人が会話をしているのかと錯覚した。さらには、各自が勝手にしゃべているだけだと、始めのうちは勘違いしていた。つまり、こんなふうに会話をしていた。ある一人が人名を連呼。別の一人が「スゲー」を連呼。というように、それぞれが勝手にしゃべっている感じだった。会話を聞いていると、どうやら先ほど街中で芸能人を見たらしくて、その話をしているらしかった。そしてまた、高校生の一人がその芸能人が演じていた役名を連呼して、そのすごさを伝えていた。

彼らの娯楽は何なのだろう。読解能力があるとは思えない。始めに百舌が想像したどれかが娯楽なのだろう。ただ、百舌より充実した日々をおくっているようで、そこだけはうらやましかった。