東京百舌

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ニコライ・カルダシェフ第1.5段階ではハピタルゾーンを"北"に向かう

ダイソン球 - Wikipedia

ニコライ・カルダシェフは、高度に発達した宇宙文明を3つの段階に分けている。

第一段階 一つの惑星上で得られる全エネルギーを利用する文明
第二段階 一つの恒星系で得られる全エネルギーを利用する文明
第三段階 一つの銀河で得られる全エネルギーを利用する文明

 

 

ニコライ・カルダシェフ第一段階でも終盤になってくると現代に見られるように文明の"発熱"により惑星温暖化からの環境異変に対する懸念が強くなってくる。

ここからニコライ・カルダシェフ第二段階に向かう過渡期において文明はハピタルゾーンを"北"に向かう。もしくはハピタルゾーンを"広げつつ"、"北"に向かう。

ここでいう"北"とは、地球の北半球における寒冷地をイメージした比喩である。

ニコライ・カルダシェフ第1.5段階では、文明の"発熱"に伴い、より寒冷な惑星を求めることになる。
もし我々が金星に住んでいたら双子星の地球を第二の故郷とするだろうし(過去に金星文明が凍結地球にやってきたのではと妄想してしまう。「暗い太陽のパラドックス」を意識して書いている)、今、地球に住む我々であれば火星への移住を視野に入れ始める必要がある。

これはアフリカから始まった人類が文明の発展と共により"寒い"ところへ進出した歴史と似た動きでもある。

 

 


エネルギーに関して思ったこと
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