東京百舌

二枚舌ならぬ百枚舌です。適当なこと言います。人が言わないことを言うのが努力目標です。言いっ放しです。あしからず。

NIHON2020

今日は国会議員へのインタビュー、オレは完全防御するかどうかで迷っている。
新型コロナウイルスが蔓延して一ヵ月、ここ日本では、皆、疑心暗鬼になっている。
政府はコロナ終息宣言を出した。だが、まだ終わっていないのではないかと思われている。つまり、政府の宣言を誰も信じてはいないのだ。

今、国会でコロナが蔓延しているという噂がある。
治療法が確立しつつあるので、症状が表に出ない人がいる。なので噂が本当か確かめようがない。
国会議員は重要な職なので、コロナにかかっても優先的に治療が受けられる。はずだ。
だから、今から会う国会議員がコロナの可能性は十分ある。
とは言え、疑った行動を取ると、相手の信用に傷を付けた行為として、二度と取材はできない。ブラックリストにのってしまう。

治療法が確立しているのなら感染してもよさそうに思う者もいるだろう。だが、治療法を受けるには数に限りがある。しかもご存じの通り保険適用外だ。なので、一般人はその治療法を受けることができない。オレの周りでも受けた人は見当たらない。

それにコロナが終息したとは言え、それは感染者数が減ってきたというだけであって、治療が必要な人は今でも多い。その患者数に対し、治療法で対応できる数は圧倒的に少ない。

コロナ患者に関しては、今や数が多すぎて細かい情報は発表されなくなっている。
国民は半ば、この恐怖に麻痺している。
「なんで麻痺しているのかが、分かるのか?」だって?
そんなの政権支持率が持ち直しているのを見れば誰だって分かるだろう。もはや、新型コロナは人々の関心事ではなくなっている。いや、言い過ぎた。なくなってきている。
そして、本当なのか建前なのか国会議員にコロナ罹患者はいないとなっている。これは初期報道の数名の例外を除き、あとはいない。という意味だ。
だが、ここまでコロナが広がってなお国会議員に罹患者がいないことを信じている国民はさすがに少ない。なのに与野党共に黙っている。地元に帰って活動をすることもある政治家がコロナにかかって感染を広げていたなんて政治家生命が危うくなるから、与野党皆利害が一致して黙っているのだと思われている。それか優先治療で釣られたか。誰だって自分の命は大切だ。今や野党も国に取り込まれてしまった。

そんな状況だから、オレの周りでは皆、国会議員へのインタビューを嫌がっている。
だから、今回、何の実績も経験も無いオレに仕事が回ってきたのだ。

先輩・知人の何人かは、コロナに負けた。
そんな状況下でオレは今迷っている。

 

 

www.asahi.comを受けて創作。

 

書いていて気が付いたこと。

今、野党が仕事しているのを当たり前と思うな!!!
自民党に党内野党がいなくなった次、官僚の次、検察の次、マスコミの次、ホテルの次は、野党が取り込まれるだろう。
そのときは、お前ら一人一人が野党になれ! 岩田になれ!
もしくは取り込まれろ!ホテルになれ!